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ディスプレイなし、キーボードなし、マウスなしでセットアップ Lite-2020-12-02版 Raspberry Pi Zero WH #3/4

ディスプレイなし、キーボードなし、マウスなしでセットアップ Lite-2020-12-02版 Raspberry Pi Zero WH
#1/4 #2/4 #3/4 #4/4
★ 更新 #コマンドの説明
$ sudo apt update
$ sudo apt full-upgrade -y
$ sudo apt autoremove -y
$ sudo apt autoclean -y

★ Wi-Fi パスワード暗号化
$ wpa_passphrase your-ssid your-password #パスワードを生成
# 生成されたパスワードを wpa_supplicant.conf に記入(暗号化パスワードは””で閉じない)

★ LED設定 – Pi Camera カメラのLED(撮影時に赤に点灯)をOFFにする
/boot/config.txt #このファイルに追記、要再起動
# Disable Pi Camera LED
disable_camera_led=1

★ LED設定 – 本体基板上のLED(ACT 緑)をOFFにする #OFF設定しても起動時には点滅する
/boot/config.txt #このファイルに追記、要再起動
# Disable the ACT LED Green on the Pi Zero
dtparam=act_led_trigger=none
dtparam=act_led_activelow=on

★ ディレクトリ作成(パーミッション755)、必要なファイルをコピー
/home/pi/code
/home/pi/www/html/cam
/home/pi/www/html/index.html #lighttpd で指定(後段)

# PCからPiへファイル転送(midnight commander)

★ RAMディスク作成 #ユーザープロセス用(SDアクセス数軽減のため)
/etc/fstab に以下の2行を追記
#RAM Disk
tmpfs /home/pi/www/html/RAM tmpfs defaults,size=4M 0 0
$ sudo reboot #再起動
$ df -h #4Mバイト容量のRAMディスクが作成された
$ free -m #メモリ使用量 -m: Megaバイト表示

#生成されたディレクトリは再起動しても残存し、ファイルは消える

★ RAMディスク作成 #システムログ用(SDアクセス数軽減のため)
/etc/fstab に以下の1行を追記
tmpfs /var/log tmpfs defaults,size=8M 0 0

/var/log は空のまま(実稼働後に電源断してPC上でmicroSDを確認)

#サブディレクトリ削除でエラーになるプロセス有り(現時点でなし)、システムログ生成よりRAMディスク生成が早くなければならない(現時点で問題なし)
★ RAMディスク作成 #tmp用(SDアクセス数軽減のため)
/etc/fstab に以下の2行を追記
tmpfs /var/tmp tmpfs defaults,size=8M 0 0
tmpfs /tmp tmpfs defaults,size=8M 0 0
★ lighttpd1.4.45 設定変更(Webサーバー)
/etc/lighttpd/lighttpd.conf の内容
server.document-root = “/var/www/html” を
server.document-root = “/home/pi/www/html” へ変更する(キーボードで打ち込むのが安全)
$ sudo reboot #再起動

★ WatchDogTimer(WDT)設定
/etc/systemd/system.conf の内容
#RuntimeWatchdocSec=0 を
RuntimeWatchdocSec=10 へ変更する(#を除去)
$ sudo reboot #再起動
$ :(){ :|:& };: #フォークボムで動作検証(数分後にWDTの原因によるリセット後再起動する)

rpi-clone でSDを複製 #SD card copier のCUI版 SDコピーツール
$ sudo poweroff #電源断
# コピー先SDを挿入、コピー先のデバイス名を調べる
$ lsblk #HDDやUSBメモリなどのブロックデバイスを表示する(代替 $ sudo fdisk -l)
$ ps aux | grep pi_ #実行中のプロセスを表示
$ pkill -f pi_ #実行中のプロセスを停止(or $ pkill -f /home/pi/)
$ sudo rpi-clone sda -f #実行 SD card(コピー元) to USB disk(コピー先、USB diskにSDを挿入)

ディスプレイなし、キーボードなし、マウスなしでセットアップ Lite-2020-12-02版 Raspberry Pi Zero WH #2/4

ディスプレイなし、キーボードなし、マウスなしでセットアップ Lite-2020-12-02版 Raspberry Pi Zero WH
#1/4 #2/4 #3/4 #4/4
rpi-clone インストール #SD card copier (CUI版 SDコピーツール)
$ sudo apt-get install git #gitのインストール
$ git clone https://github.com/billw2/rpi-clone.git
$ cd rpi-clone
$ sudo cp rpi-clone rpi-clone-setup /usr/local/sbin

★ Python関連のインストール 参照
$ python3 –version #バージョン確認 → Python 3.7.3
$ sudo apt-get install python3-rpi.gpio #GPIO ポート
$ sudo apt-get install python3-picamera #picamera カメラ
$ sudo apt-get install python3-pil #PIL 画像処理

★ FFmpeg インストール
$ sudo apt-get install ffmpeg #失敗したら同じコマンドを再発行する
$ffmpeg #バージョン確認 → 4.1.6-1~deb10u1+rpt1

★ lighttpd インストール (Webサーバー)
$ sudo apt-get install lighttpd
$ lighttpd -V #バージョン確認 → 1.4.53
$ systemctl status lighttpd #現サービス起動中を確認

# Webサーバー動作確認(適当なindex.htmlを配置)
http://000006.local/

★ 7z インストール (圧縮・展開ツール)
$ sudo apt install p7zip-full #インストール

★ #3/4 へ続く

ディスプレイなし、キーボードなし、マウスなしでセットアップ Lite-2020-12-02版 Raspberry Pi Zero WH #1/4

ディスプレイなし、キーボードなし、マウスなしでセットアップ Lite-2020-12-02版 Raspberry Pi Zero WH
#1/4 #2/4 #3/4 #4/4
ダウンロード ライト版 2020-12-02-raspios-buster-armhf-lite.img

★ Startup Disk Creator (Linux) でMicroSD 16GB(or 32GB)にイメージを書き込む、書込後にいったんPCからSDカードを抜いて再度挿入する。
★ SSH有効化、 /media/x/boot にSSH (ファイル名は ssh、内容は空)を作成する(セットアップ後に自動消去される)

★ Wi-Fiアクセスポイント設定、 /media/x/bootに wpa_supplicant.conf (内容は下記)を作成(コピー)する(セットアップ後に自動消去(移動)される)、wpa_supplicant.conf 内容を変更する(”ssid”、password を記入)、(平文パスワードであれば””で閉じる、暗号化パスワードであれば””は不要)、PiにMicroSDを挿入し電源を投入、しばらく待つ

★ IPアドレスを調べる $ sudo arp-scan -I xxxxx -l
xxxxx にネットワークインターフェース名を記します、ネットワークインターフェース名は現在の接続情報で確認、Pi電源断で差異を確認しIPアドレスを特定する、$ sudo arp-scan -I wlp3s0 -l

★ SSH で接続する $ ssh pi@192.168.68.104 パスワード: raspberry を入力
過去に使用していた host key の影響で接続不可(Host key verification failed.)の場合、 PC側の /home/x/.ssh/known_hosts を削除し、再接続試行、 /home/x/.ssh/known_hosts は新たに自動生成される(他raspberryへの接続も問題なし)

★ 各種設定変更 $ sudo raspi-config
★ System Options ホスト名を変更 (raspberrypi → 000006)、パスワードを変更
★ Interfacing Options (Camera enabled, Serial login disabled, Serial interface enabled)

★ Performance Options 保留
★ Localisation Options > Locale 全て英語表示ただし日本語テキストは文字化けしない ※スペース・キーで選択、(en_US.UTF-8 UTF-8)(ja_JP.EUC-JP EUC-JP)(ja_JP.UTF-8 UTF-8)

★ 再起動、再SSH接続
★ Localisation Options > Timezone

★ 更新 (エラーがなくなるまで何度か試行する)
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade

★ midnight commander (CUI ファイルマネジャー)のインストール $ sudo apt-get install mc

★ Locale(地域設定) $ locale $date 再設定をする(英語設定したにも関わらず日本語が表示されるため、LANGUAGE= LC_ALL= が未設定のため)
/etc/default/locale に以下を追記
LANG=en_US.UTF-8
LC_ALL=en_US.UTF-8
LANGUAGE=en_US.UTF-8
再起動、別ターミナルから日本語テキスト(UTF-8)のファイルをPiへ転送し、ファイル内容が文字化けしないことを確認する。

★ システム情報確認
$ vcgencmd version #ファームウエアのバージョン確認
$ cat /proc/cpuinfo #リビジョン確認
$ uname -a #オペレーティング・システムの情報確認(カーネルなど)
$ lsb_release -a #OS コード名表示

★ #2/4 へ続く