ディスプレイなし、キーボードなし、マウスなしでセットアップする(Stretch)Lite版 Raspberry Pi Zero WH #1/2

HDMIディスプレイ・モニターなし、キーボードなし、マウスなしでセットアップする(Stretch)Lite版 Raspberry Pi Zero WH #1/2 #2/2

★ $ vcgencmd version #ファームウエアのバージョン確認
Nov 4 2018 16:35:17 Copyright (c) 2012 Broadcom
version ed5baf9520a3c4ca82ba38594b898f0c0446da66 (clean) (release)
★ $ cat /proc/cpuinfo #リビジョン確認
Hardware : BCM2835 Revision : 9000c1
★ $ uname -a #オペレーティング・システムの情報確認(カーネルなど)
Linux 000007 4.14.79+ #1159 Sun Nov 4 17:28:08 GMT 2018 armv6l GNU/Linux

ダウンロード ライト版 2018-11-13-raspbian-stretch-lite.img
★ Startup Disk Creator (Linux) でMicroSD 16GBにイメージを書き込む、書込後にいったんPCからSDカードを抜いて再度挿入する。
★ SSH有効化、 /media/x/boot/ にSSH (ファイル名は ssh、内容は空)を作成する(セットアップ後に自動消去される)
★ Wi-Fiアクセスポイント設定、 /media/x/boot/ に wpa_supplicant.conf (内容は下記)を作成(コピー)する(セットアップ後に自動消去(移動)される)、wpa_supplicant.conf 内容を変更する(ssid パスワード)、PiにMicroSDを挿入し電源を投入、しばらく待つ

★ IPアドレスを調べる $ sudo arp-scan -I wlp1s0 -l
★ SSH で接続する $ ssh pi@192.168.2.100 パスワード:raspberry を入力
過去に使用していた host key の影響で接続不可(Host key verification failed.)の場合、 PC側の /home/x/.ssh/known_hosts を削除し、再接続試行、 /home/x/.ssh/known_hosts は新たに自動生成される(他raspberryへの接続も問題なし)

★ 各種設定変更 $ sudo raspi-config
★ ホスト名を変更 (raspberrypi → 000007)
★ パスワードを変更

★ Interfacing Options (Camera is enabled, Serial login shell is disabled, interface is enabled)

★ Locale(地域設定) 全て英語表示ただし日本語テキストは文字化けしない ※スペース・キーで選択
(en_US.UTF-8 UTF-8)(ja_JP.EUC-JP EUC-JP)(ja_JP.UTF-8 UTF-8)

★ 再起動、再SSH接続

★ Locale(地域設定) $ locale $date 再設定をする(英語設定したにも関わらず日本語が表示されるため、LANGUAGE= LC_ALL= が未設定のため)
/etc/default/locale に以下を追記
LC_ALL=en_US.UTF-8
LANGUAGE=en_US.UTF-8
再起動、別ターミナルから日本語テキスト(UTF-8)のファイルをPiへ転送し、ファイル内容が文字化けしないことを確認する。

以下の方法はいづれも有効でない
$ export LC_ALL=en_US.UTF-8 #一時的解決策、再起動で元に戻る
$ export LANGUAGE=en_US.UTF-8 #一時的解決策、再起動で元に戻る

/etc/local.gen の内容を変更
# ja_JP.EUC-JP EUC-JP #コメントにする
# ja_JP.UTF-8 UTF-8 #コメントにする

★ Timezone

★ システムアップグレード $ sudo apt-get update $ sudo apt-get upgrade (エラーがなくなるまで何度か試行する)

★ midnight commander (CUI ファイルマネジャー)のインストール $ sudo apt-get install mc

★ lighttpd1.4.45(Webサーバー)インストール
$ sudo apt-get install lighttpd
$ lighttpd -V #インストール済を確認、サイトにアクセス
$ systemctl status lighttpd #現サービス起動中を確認
http://000007.local/

★ FFmpeg インストール $ sudo apt-get install ffmpeg #失敗したら同じコマンドを再発行する
ffmpeg version 3.2.10-1~deb9u1+rpt3
Desktop版と同じFFmpegがインストールされているのを確認

★ ディレクトリ作成、必要なファイルをコピー
/home/pi/code
/home/pi/www/html/cam
/home/pi/www/html/index.html
★ RAMディスク作成 #生成されたディレクトリは再起動しても残存する
/etc/fstab に以下の2行を追記
#RAM Disk
tmpfs /home/pi/www/html/RAM tmpfs defaults,size=4M 0 0
$ sudo reboot #再起動
$ df -h #4Mバイト容量のRAMディスクが作成された
$ free -m #メモリ使用量 -m: Megaバイト表示

★ lighttpd1.4.45(Webサーバー)設定変更
/etc/lighttpd/lighttpd.conf の内容
server.document-root = “/var/www/html” を
server.document-root = “/home/pi/www/html” へ変更する

#2/2 へ続く