ライン耐摩耗試験

ライン耐摩耗試験(サンゴや岩での擦れを想定)

2012年2月x日、3日連続で1mオーバーのロウニンアジを水中銃で突くも1匹目は水中に引きずり込まれ水深5mの岩で踏ん張ったらシューティングラインが切れた、シャフトが突き刺さったままそのGTは逃げていく、2匹目は中古シャフトのためか刺さりが甘いためかハーブが開かず少しの衝撃とともにシャフトが抜ける、3匹目は水中に引きずり込まれラインをナイフで切ろうとするも水中銃が長いためラインまで手が届かず、結局水深約8mで水中銃を手放す、シャフトと水中銃とGTは海底の岩に絡みつき、海面でしばらく呼吸を整えているとラインが切れて水中銃だけが浮き上がってきた。ラインが切れたからこそ命が切れなかったのかな。これらで使用していたラインが下記の赤い色のナイロン120号

試験するライン

Line: ナイロン120号(Φ1.8mm)、釣具店で販売されている通常のマグロ用ライン、市場価格 1,700円/100m

Line: 材質 ナイロンモノフィラメント, 引張強度 300lb(136Kg), Φ1.8mm

Line: カイトサーフィン用ライン、ダイニーマ,約Φ1.6mm,引張強度 500lb(227Kg)

Line: よつあみ 磯ハンターライン 70号,ダイニーマ,386lb(175Kg),約Φ1.8mm

Line: RIFFE純正,スペクトラ,600lb(272Kg),Φ1.7mm

試験方法

一定の張力をかけながら、一定の強さでノコギリを引く回数を測定、同じ試験を3回行う

破断した写真



試験結果(切断するまでの回数)

ナイロン120号 24 15 16
RIFFE ナイロンモノフィラメント 49 43 20
カイトサーフィン用ライン ダイニーマ 14 13 13
磯ハンターライン 70号 ダイニーマ 15 10

9

RIFFE スペクトラ 9 13 10

※試験結果はあくまで目安です、数値もばらつきがあり、再試験が必要かも知れませんが、参考になる傾向は出ているようです

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